今期統括

(12/13追記)

うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜 CBC:水 1:29〜

既に前エントリでまとめ済み。
最終評価(再掲):B-→A-(2)→B(6)→C+(12完)*1 

大正野球娘 TBS:(木) 25:59〜

典型的な、流れで見てるけど別に見なくても生きていけるアニメ。


まあつまり、数話見そびれちゃったからそこで放置してる。
1話完結型に展開してきたせいもあって、「続きが気になる」という視聴動機がなくなっちゃった。
晶子さんは可愛いし巴もいいし、小梅すら可愛く思えてきてるんだが。
評価:A→A(1)→A(5)→B(9)→A(12) 9話で視聴停止中。放送は既に終了(12話)。 視聴済み。野球描写が思ったより緻密で良かった。
最後のあの終わらせ方も妥当じゃないでしょうか。ちょっと全体として盛り上がりに欠ける感もあるが、「つまらない」レベルまでは一度も落ちなかった。

かなめも 最速:テレビ東京 (日) 25:30〜

失速感はやや否めない。


ミュージカルが頂点だったかな。あとはズルズル見てるけど評価としては下降気味。
まあ、神作品が良作になった程度の下降なんだけども。
やはり、かなの人間的成長とか別に求めてないんだよね。
オリジナル?のアホの子を入れてみたりってのは悪くないけど、もっとはっちゃけてくれてよかった。
ただ、たまに出るガチ百合描写とかも健在で、それらのはっちゃけた要素から完全に方針転換したわけではないのが救い。


評価:A+→S(1)→S+(4)→A(11)→A(12) 残りは最終回。ここで勢いを取り戻すことができれば再び神作品へと評価が戻る。
最後まで勢いは戻らず。作品の方向性を「かなの成長」に重きを置いた製作陣と、あくまでコメディを求めた私では若干のずれが起きるのは当然か。
ただ、最終話に「黒かな」を持ってきたのは、かなの成長に主眼をおいてもコメディとして見ても評価できる。ああいう「素」みたいなのを見せられるのも、販売所に馴染む事が出来た結果という解釈でいいですよね。

よくわかる現代魔法 BS11:7/11(土) 24:00〜 バンダイチャンネル月曜更新

危惧したとおり、放送形態が故視聴が不規則に。


最後に見たのは何話だったか。姉原さんがクマちゃん使って飛行機止める話まで見た。
物語としては時間軸が頻繁に動くために、続きが気になるという視聴動機は最後まであった。
ただ、ここにきて一時的に忙しかったこともあって1話視聴し損ねてしまったのだ。
作品の評価としては、普通の一言だろう。アニメーションが目新しくもなく、登場人物がこれといって可愛い訳でもなく、物語はまあまあ。
そんなわけで、また来期アニメ欠乏になったら引っ張り出すかもしれない。


評価:C-→C+(0)→A(3)→B(?) つまらなくはないが心躍るような楽しさもない。野中熱は少しぶり返したかも。
未だ視聴せず。来期に恋姫とともに引っ張り出すと思う。

化物語 TOKYO MX (金) 23:00〜

真宵!真宵!真宵!真宵ぃぃいいいいぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!真宵真宵真宵ぃいいぁわぁああああ!!!


噛みまみた。
そんなわけで今期No1の大当たり。
まよいマイマイするがモンキー部分にいたっては別エントリまで書いたほど。
若干シャフトが死に掛かってる感じも噛みま、いや垣間見えたけど。やっぱりシャフトは1クールに2本作っちゃダメなんだよ。
しかしなでこスネイクはそれも含めちょっと消化不良かな。神原さんとデートの話がまるっとカットされてたのもあるし。
神原と阿良々木さんの掛け合いの中では1,2を争う名言、
「どうだ、阿良々木先輩。いっそのこと、あの邪魔な女を二人で殺して埋めてしまおうか」
これをアニメで見たかったな。ああ、邪魔な女とはガハラさんの事ですよ。


やっぱりもっと真宵を出すべきだな。なでこいらねえ。なんか巷で撫子が人気とか信じらんない。
でも最近じゃ火憐ちゃんもいいかな。かれんビーでお兄ちゃんにファーストキスを奪われ、つきひフェニックスではベッドに押し倒されちゃう火憐ちゃん。つうか阿良々木さん何しとんのや。


そんなこんなで最終回、カットされちゃうのかと危惧してた阿良々木さんとひたぎさんのデート回でした。
これは別エントリで書いちゃうかも。
評価:B+→A(4)→S(12+原作*2 ) 残りはネット配信されるという3話。
化物語はもうこのクールでは原作とともに別格だったね。
それと、なんと言ってもBDorDVD特典のオーディオコメンタリーが面白くておかしくて。
こういう特典が成立するのはこの作品、会話劇ならでは。つまり1時間半近いドラマCDが付いてくるようなもんだもんね。それも原作であまり表に出てこない組み合わせでの会話。
これにあわせてシャフトの修正商法で購買意欲はそそられまくりでしょうな。
原作ファンからアニメからのファンまで満足の内容だと思います。原作の続きにも期待せざるを得ません。


GA 芸術科アートデザインクラス ytv:(月) 26:14〜

こういうのが1本あると安心できる。


好きなキャラが二、三人できて、終わるのが惜しい続きがみたいってなったならもうこれは良作だよね。
そんなわけでノダとナミコさんとあーさんは良いキャラでした。原作の3巻も買わなきゃと思います。
途中にノダ姉のひどい棒演技があったりして、といいますかそれぐらいしか話題になることが無かったんじゃないかというGA。*3
まあ私はこういう世間の評価は芳しくなかった作品をかなり好きになる傾向があります。例を挙げるなら極上生徒会
もっと見たいし2期とか作って欲しいけどまあ無理かなあ。DVD売れるかな。


評価:A-→A→A+(最終回)たぶん定期的に取り出して眺める作品リストの一つになる。

咲-saki-

咲については4月期はあまり書かなかった上に2クールモノだから7月期まとめからも外されてましたね。
ともあれ、咲に関してはもう別格の一言でしょうか。
まずは声優陣が超豪華。学園モノ。そして私が敬遠しがちなファンタジーバトルモノじゃない*4。これだけでほぼ視聴は決定されました。
ああ、あとはストライクウィッチーズの制作会社だったGONZO第5スタジオの担当だと言う所も大きな視聴開始動機だったかもしれません。
そして原作チェック。いやあ、あの1巻の咲の嶺上開花からの四暗刻はワクワクドキドキ感が最高。結局そのまま当時出ていた5巻までを全て読破。久々に続きが気になる、という作品に出会いました。
追ってアニメも開始。若干の構成変更があったものの原作通り。
やはり豪華な声優陣、大きな問題はなし。ただ一つ天江衣の声(福原香織)に若干の違和感を覚えたものの、話が進むうちに慣れていきました。
途中原作に休載が入ったことで大将戦の決着がほぼ同時に付き、アニメはオリジナルの個人戦に突入。
個人戦も、まあご都合主義は多々あり、賛否両論ありましたが、あくまであの世界の「麻雀観」ではあの結果が妥当なのでしょう。
大将戦では咲が勝つという超王道を進んだのですから、個人戦でも王道通り新キャラは負けなくてはいけないし、全国個人戦を考えるのであれば咲と和は外せないわけです。
龍門渕透華の敗退は残念でしたが、「噛ませ」としてのポジションを守ったいい表現だったんじゃないかと思います。可哀想ですがあそこで勝ち上がってはとーからしくありません。
原村和との決着は来年なりドラマCDなりで付けてもらいたいですね。
そして終盤に3校合同合宿。ここでは咲の姉、宮永照やその所属する高校である白糸台高校についても語られました。
妹はいないと言っていたらしい照のことを聞き、ショックを受けた咲。それを原村さんが慰めに行って色々あって名前を呼び合う仲に、と言った展開はさすがです。名前呼びイベントは仲間・友達・恋人になるには必須ですもの。
最終回には全国大会への伏線をこれでもかと詰め込まれ、来季への期待感をかなり煽られました。
ただし、原作ではやっと3校合同合宿が始まったところなので、2期があるとしてもいつになることやら。
とは言え、ここまでくると「終わり」も気になるもの。是非とも原作が全国まで進んだ暁にはアニメ2期をお願いしたいです。
そんなわけで、この作品は原作・声優・制作どれを取っても今年トップと言える出来でした。

統括

以上、今クールは前評判通りの良作揃いでした。
まだ最終回を迎えていないかなめもと咲を待つまでもなく、今期は私がアニメを見だしてから最高のクールだったと思います。
これは確実に11月病*5に陥りますよ・・・

*1:評価のカッコ内は視聴済み話数。先頭は放送前評価

*2:偽物語まで

*3:ノトマツもか

*4:なんでなのは見てんだ?

*5:2月もしくは5月もしくは11月病

うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜 第12話「島の心 人の心」

おむに送る用のあらすじを折角なのでブログにも公開。

10話あらすじ

前回までのあらすじ:夏音は小島へ自分の想いを伝えようとするも、小島にウリンの使者が襲い掛かる。


マリンの呼びかけでウリンに隙ができ、小島を辛くも救出する二人。
だが海は闇に沈み、海から多数の敵が現れる。
敵たちはマリンの巫女パワーですべて浄化するが、小島や村の人々が闇にとらわれる。
小島は自分の想いは夏音に弄ばれていたと怒り、その場を立ち去る。
村が闇にとらわれる中、元より邪悪な大島は無事であった。
しかし、闇にとらわれた鈴木に小島は大島を嫌っているんじゃないかと罵られ、さらに小島にまで迷惑だから付きまとうなと告げられ、とうとう涙を流す大島であった。
閑話休題、ウリンが力を蓄えマリンと夏音の元にやってくる。
ウリンは、これで人を好きになる事の無い、夏音の言っていた理想の世界ができた。お姉ちゃんも一緒にそこへ行こう。とマリンを誘う。
亀と夏音の説得で踏みとどまったマリンであったが、ウリンはさらに力をつけ必ずマリンを闇へ連れ去ると宣言し飛び去る。
ここで亀からセドナ戦の勝利条件が告げられる。その勝利条件はウリンもろともセドナを突き刺せというもの。
混乱したマリンは、そんなことなら私も一緒に封印して、と夏音に懇願する。
そんなマリンに平手打ちをし、友達にそんなことできるわけ無いと夏音は言う。
お互いの信頼感を再確認する二人であった。
なんとかしてセドナだけを倒そうと決意し、最終決戦に向かう二人。
しかしそこには闇にとりつかれたワリンとサム達の姿があった。

11話あらすじ

前回までのあらすじ:小島を救い出すも村の人々まで闇の心にとらわれてしまった。二人は信頼を新たにセドナのところへ向かおうとするが、そこには闇に染まったワリンらの姿が…


ウリンを傷付けた事を責めるワリン達。マリンが否定すると、ならば悪いのは亀と空の巫女だと市川とサムが襲い掛かる。
助けようとするマリンにワリンは、あなたが空の巫女まで好きになったからこんな事になってしまった、ウリンのために闇に染まってあげるべきだと襲い掛かる。
マリンは三人の闇を祓おうとするが、さらに力を上げた三人に苦戦する。夏音が巫女に変身したのを見た亀は、炎で三人を倒せと言うが、夏音は倒すのはセドナだけだと拒否しマリンを助けに行く。
そして力を合わせる二人から広がる光が闇を包み込み、ワリン達三人は深い眠りについた。
ウリンの元へ向かった二人と亀だったが、そこは邪悪な気も薄れておりウリンも居ない。
さっきの浄化でセドナも浄化されたのかもと言うマリン。
もう全て元に戻ったのかもしれないとウリンの棲家に向かう。
ウリンはそこにいた。私は怖い夢を見ていた、お姉ちゃんが空人を好きになって、私を嫌いになった夢。
怖い空人を一緒にやっつけてくれるかと問うウリンに、空人は怖くなんか無いとマリンは言う。
しかし夏音を見つけ混乱したウリンは棲家を飛び出しセドナの元へ。
どうして空人がいるの?空人のほうが大事なの?
やっぱり、私の帰る場所はここだった。
お姉ちゃんのことが好きだったのに。
一緒に居て楽しかったのに、ずっと一緒だと思っていたのに。
そう嘆くウリンにマリンは自分も同じ気持ちだと叫ぶ。
しかしセドナは光に惑わされるなとウリンを説き、ウリンは光を闇に染める事を決意する。
巫女達は光の力を放ち、ウリンを浄化しようと試みる。
光を受けたウリンは、この光のせいでお姉ちゃんがいなくなってしまったと想いを強くし、とうとう光を全て呑み込んでしまった。
巫女達は巫女の力を失ってしまい、ウリンはとどめに闇の心を植えつけようとする。
二人の体に闇の心が入ってゆく。そして二人は闇の正体を知る。
ウリンの悲しみ、マリンの悲しみ、大島の悲しみ、都の悲しみ、島の人々の悲しみ。
闇の心とは、島の人々が海に流してきた悲しみの集まりだったのだ。
セドナは私達が流してきた心。それがセドナの正体。
それなら怖くないね、きっとすぐにウリンを助けられる…
そうつぶやき眠りにつくマリンたちだった。 END

12話あらすじ

前回までのあらすじ:ワリンらを辛くも打ち倒し、ウリンの元へ向かう二人。しかしセドナの力はあまりに強大で、二人は巫女の力を失う。
倒れた二人は薄れ行く意識の中、セドナとは人間たちが海へ流してきた嫌な事や苦しみが集まったものなのだと気付くのだった。


セドナに敗れた二人だが、心までは闇を受け入れることは無かった。
闇を受け入れないものはいずれ闇の中に消え死ぬだろうとセドナは言う。
そこでウリンは、マリンを二人が姉妹の関係になった思い出の場所へ連れて行く。
お姉ちゃんと出会わなければ、お姉ちゃんなんて呼ばなければ、そうだったらお姉ちゃんが悲しい思いをする姿を見なくても良かったのに。
ウリンは思い出の場所を闇に染めればマリンも自分のことを嫌いになって、闇に染まってくれると考えたのだった。そうすればお姉ちゃんが助かるから。
だがマリンは、いつの日かまたウリンが笑ってくれる日が来ると信じてる。
ウリンが私を嫌いでも、泣いてても笑ってても、どんなウリンも大好き。だから嫌いになんてなれない。
そう言ってウリンを抱きしめる。


ウリンの体から漏れ出る光。
ウリンにもマリンが好きな気持ちが残っていたのだった。
マリンのことを想えばセドナも苦しい、私ならセドナを封じられると言うウリン。
セドナはそんな事をすればウリンも道連れに二度と光の届かない闇に封じられるだけだと言う。
ウリンはそれでもお姉ちゃんを助けるためなら、二度と会えなくても、笑顔が見れなくてもいいと自分が犠牲になる決意をする。
マリンはそんなのは嫌だ、ウリンとまた一緒に過ごしたい、お姉ちゃんと呼んでほしいと泣き喚く。
どうすることもできない夏音と亀。亀はウリンの遺志を尊重し、近づかず見守るのだと告げる。
だがそんなマリンを見て、ウリンも本当はお姉ちゃんと一緒がいい、愛してるって言ってほしい、さよならは嫌だと泣き叫ぶ。


抱き合う二人。弱まるセドナの力。
もっと一緒がいい、別れたくなんてない。これも人々が流してきた想い、光でも闇でもなく、普通の心。
解け合ってゆく光と闇。こうして闇は赦され、ウリンと世界は元に戻ったのだった。


解決したところで、空と海は本来掟により触れ合ってはならないからもうお別れだそうです。
巫女の血を継がない者はセドナに関わった記憶が消えてしまうらしい。
マリン達と夏音はもう出会うこともありません。夏音に別れを告げる海の住人達。
ウリンは感謝の言葉を告げ、マリンは涙を流しながら抱き合い、愛してると伝える。
そして、立ち去るマリンを追いかけ、好きだよ、愛してる、と泣きながら叫ぶ夏音だった。


新学期。小島に海洋学の大学を目指すことにしたと伝える夏音
そして小島に、夏音は恥ずかしいからこっちを見ずに少し離れて歩くように言う。
呆れる小島。
「好きって言うのに…恥ずかしいから」
赤面小島。
見ていたクラスメイト。大島宣戦布告。


夏ももう終わってしまった。でもこの夏のことは忘れない。
ずっと、あいしてる

END

感想

いやあ、まさかこんな展開になるなんて。
最初は魔法少女モノやってたと思ったのに、ほんと日食から一変。
扱いが悪い伏線から素直にウリンを敵側に回さず、一度マリンにボロクソ言わせて一気に叩き落すとかもうウリンかわいそすぎるだろ^^
しかしあのあたりからラストはウリンとマリンたちの戦いになることは容易に想像できたし、
一度負けた後謎パワーで復活、最後は誰も死なないってのも魔法少女モノの大王道なわけで、
展開の強引さもあり少々面白みに欠けたかな。
最終的に夏音とマリンは別離ENDなのもなあ。
そして小島とはラブラブENDとかなあ。
ラストのウリンのデレなんかもあったけどやっぱり物足りない。
市川の存在意義も結局よくわからなかったし。
っていうか亀がいらないなあ。
結局の所、何度も見返したり人に勧めたりしたくなるような作品にはならなかったなあ。


最終評価:B-→A-(2)→B(6)→C+(12完)
最後まで見たけど切る要素もなかっただけって感じかな。

2009年10月期アニメまとめ

今期もこんな季節がやってきましたが…ある程度予想してたとはいえ…
ともあれまずはチェック候補を洗い出して見る。
例の如くGIGAZINEからのコピペ中心。
全作品知りたきゃこっちをどうぞ。
いつもの評価ランク:A:視聴確定 B:数話程度チェック C:1話を見る程度 D:放送後に情報収集程度 E:視聴しない
今回は設定・キャラクター(キャラデザ)・キャスト・(製作)スタッフの4項目も評価。*1


けんぷファー最速:TBS10/1(木) 25:29〜 CBC10/8(木) 25:30〜

・あらすじ
男子高校生の瀬能ナツルは、ある朝目覚めると自分が美少女になっていることに気付く。ナツルは戦うための存在である「ケンプファー」に選ばれたことをしゃべるぬいぐるみから告げられ、戦闘の度に美少女に変身し、ケンプファー同士の戦いに巻き込まれていく。

ふむ、男主人公だが見た目は美少女か。戦闘云々は気がかりだがアリだな。
普通の恋愛要素的なのもあるらしいが、はてさて…

・スタッフ
原作:築地俊彦(メディアファクトリー MF文庫刊)
監督:黒田やすひろ/シリーズ構成:ふでやすかずゆき/キャラクターデザイン:藤田まり子/アニメーション制作:NOMAD/製作:臓物アニマルカンパニー

特にこれと言って。監督と制作会社はよくわかる現代魔法と同じ。

・情報
原作は「まぶらほ」の作者と同じ築地俊彦による小説。劇中に登場するぬいぐるみの「臓物アニマル」は、「先代のしずかちゃん」「口の悪い田村ゆかり」「水樹奈々」などと原作で表現されている通りの声優が各々の声を担当する。
・キャスト
瀬能ナツル:井上麻里奈/美嶋紅音:堀江由衣/三郷雫:名塚佳織/沙倉楓:中島愛/近堂水琴:阿澄佳奈/ハラキリトラ:野村道子/セップククロウサギ:田村ゆかり/カンデンヤマネコ:水樹奈々/チッソクノライヌ:能登麻美子

>先代のしずかちゃん
馬鹿じゃねーの^^^^野村さんって声優引退されてたような気もしたんだけど*2、そんな所で原作通りやらなくていいよ^^
あとゆかりんとか水樹奈々とか能登とかもいるという。「口の悪い」ゆかりんってのはプッちゃんタイプを指してるのかな。
主要キャストにもほちゃやらあすみんやら、井上麻里奈*3とか、名塚佳織中島愛も名前ぐらいはしってる人という。
まったくもって声優豪華すぎだろ。


これは視聴決定。
設定:○ キャラクター:○ キャスト:◎ 製作スタッフ:△ 総合:B+ 数話程度は必ず見る



にゃんこい! TBS:10/1(木) 25:59〜 CBCは多分10/15(木)26:00〜 現たいやき枠

・あらすじ
猫嫌いで猫アレルギーもある高校生・潤平は、とあるきっかけから猫たちの言葉がわかるようになってしまった。その体質から、寄ってきた猫の願いを叶えたりしているうち、潤平は猫の飼い主たちと親しくなっていく。

ちょうのうりょくがきっかけにおんなのことひたしくなりました。ひちみとうがらし。
と書いてみたものの、猫アニメだしな。猫と女の子がどんだけ可愛いかにかかっている。
問題は、主人公の性格が阿良々木さんタイプか充電ちゃんの主人公タイプか。阿良々木さんタイプならむしろ好き。

・スタッフ
原作:藤原里(FlexComixブラッド 連載中)
監督:川口敬一郎/シリーズ構成:猪爪慎一/キャラクターデザイン:森田和明/総作画監督:佐光幸恵/ニャンコマスター:山根まさひろ/美術監督:小坂部直子/CGディレクター:渡辺哲也/背景:GREEN/音楽:大川茂伸三輪学/音響監督:飯田里樹/音楽制作:5pb./アニメーション制作:AIC /製作:にゃんこい!製作委員会

・キャスト
高坂潤平:浅沼晋太郎/水野楓:井口裕香/住吉加奈子:白石涼子/一ノ瀬凪:小林ゆう/ニャムサス:田中敦子/タマ:福山潤

特に書く事もない。
AICはゴンゾと製作協力でアニメ作ることが多かった会社。GONZO・・・
監督はもえたんの人。>作風としてはパロディを多用したテンションの高いギャグを得意とし、サービスシーンも多い。
それなりに期待していいのかな。


設定:○ キャラクター:○ キャスト:△ スタッフ:▲  総合:B- 時間がけんぷファーと続いているので継続しやすそう。



とある科学の超電磁砲 TOYKO MX:10/2(金) ※25:30〜(第一話は1時間繰り下げ 26:30〜)

・あらすじ
人工の約8割を学生が占め、能力の開発がカリキュラムに組み込まれた学園都市。学園都市に7人しかいない「超能力者(レベル5)」である御坂美琴は、彼女に好意を寄せる後輩の白井黒子らとともに様々な事件に巻き込まれていく。

えっと、「とある魔術の禁書目録」とやらは全く知らないんだけど。


御坂美琴がかわいい。*4


まずは、き…禁書目録を見るべき?それとも、れ…超電磁砲から見ちゃって問題ない?ミサカは超電磁砲にも出る?
どうしようかな、とりあえず第一話チェック候補。


キャラクター:◎ 設定・キャスト・スタッフ:△ 総合:C- 



そらのおとしもの チバテレビ10/4(日) 24:00〜 テレビ愛知10/7(水) 26:28〜

・あらすじ
「平和が一番」をモットーにする普通の中学生・桜井智樹は、ある日空から降ってきた少女・イカロスに出会う。自分を「愛玩用エンジェロイド」と名乗るイカロスには、智樹の願いを何でも叶えてくれる不思議な力があった。

ふーん。


設定・キャラクター・キャスト・スタッフ:△ 総合:D
見る物に困ったら見るよ。



ミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ〜 テレビ東京:10/4(日) 26:00〜

・あらすじ
地下鉄の中に、イケメンばかりが乗った「ミラクル☆トレイン」があり、出会えたら幸せになる……という都市伝説があった。今日も改札を一人の女性が通り抜けていくが、カードをタッチした瞬間に光ったことには気付かなかった。そのまま女性がホームにやってきた電車に乗りこむと、それはいつもの電車ではなく、都市伝説で噂となっている奇跡の電車「ミラクル☆トレイン」で、車内にいた6人の美麗な男子たちはなんと駅たちだった。
・情報
もともと中央線の駅を擬人化した「ミラクル☆トレイン〜中央線へようこそ〜」という企画があってWEBコミック&ノベルとして展開されており、アニメでは大江戸線が擬人化される。

これはひどいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
イケメンばかりが乗ったwwwwwミラクルwwwwwwwww☆wwwwwwwwwwwwwwwトレインwwwwwww
カードをタッチした瞬間に光ったwwwwwwwwwwwwフラグ安っぽいwwwwwwwwwwwww
そしてwwwwwwwwwwww美麗なwwwwwwwwwwww男子たちはなんとwwww駅wwwwwwwww
もうなにがなんだかわかんねーよwww

・キャスト
六本木史:KENN/都庁前:杉田智和/新宿凜太郎:置鮎龍太郎/月島十六夜小野大輔/汐留行:梶裕貴/両国逸巳:森田成一

都庁前は絶対おかしいだろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
しお・とめゆき?はうまく考えてるっぽいけどwwwこの電車は汐留行ですみたいでなんかあれだなwww
と思ったらwww公式見たwww汐留 行(しおどめ いく)だっておwwwwwwwwwまんまだったwwwwwww
あと都庁 前(とちょう さき)だってwwwwwwwwwwそもそも大江戸線選ぶなよwwwwwwww
んでwwwwwwwww誕生日(開業日)wwwwwwwwwwww被りまくりwwwwwww
しかしどう見ても腐女子向けの絵柄wwww絶対見ないwwww

・放送局
テレビ東京:10/4(日) 26:00〜
テレビ愛知:10/8(木) 26:28〜
テレビ大阪:10/9(金) 27:05〜

咲の後番wwwwwwwwwwwwwwwwwwww


設定:◎ その他:☆ 総合:E だから見ないってwwwwwwwww



真・恋姫†無双 AT-X:10/5(月) 11:30〜 (ニコニコ生放送:10月1日(木)24時15分〜第1話先行放送)

さっきの後だと三国志女性化なんて生易しく見えるwwwwwwwww
たまたま下にあったから貼るけどたぶんみねーよ^^



ささめきこと テレビ東京:10/7(水) 26:20〜 テレビ愛知:10/7(水) 26:58〜

・あらすじ
中学時代からの友人、風間汐に友情以上の憧れを抱いている村雨純夏。二人の周囲にはだんだんと個性豊かな面々が集まるようになり、「放課後に女の子だけで楽しく過ごす部を作ろう」という話が出る。

>友情以上の
百合ですね、わかります。
百合もエッセンスならいいけど百合メインだとあれなんだよなあ。
ブコメは好きだけど純粋な恋愛モノは好きじゃないみたいな。
>「放課後に女の子だけで楽しく過ごす部を作ろう」
無かったら作ればいいのよ! これは何団ですか?

・情報
原作は月刊コミックアライブ2007年3月号に読みきりとして掲載され、7月号から連載がスタートしたマンガ(作:いけだたかし)。「青い花」などに続くガールズラブ(百合)もので、単行本は4巻で15万部を売り上げている。
・スタッフ
原作:いけだたかし(月刊コミックアライブ連載/メディアファクトリー刊)
監督:菅沼栄治/脚本:倉田英之/キャラクターデザイン:猪股雅美/アニメーション制作:AIC

やっぱり百合なのね。そういやどっかで聞いた事あるようなタイトルだけど、おむブロかどっかで紹介されてた?
脚本倉田英之、ちょくちょく聞く名前。元祖コメンタリーの人か。

・キャスト
村雨純夏:高垣彩陽/風間汐:高本めぐみ/鳥追きより:加藤英美里/朱宮正樹:清水彩香/蓮賀朋絵:原田ひとみ/当麻みやこ:斎藤千和/蒼井あずさ:牧口真幸

千和が居るー^^
主人公は石動のえ@ttの人か。あとはえみりんしか知らない*5


設定:○ キャラクター:○ キャスト:▲ スタッフ:▲ 総合:B+
何も無ければ中心作の一つになるかな。百合度がポイントになりそう。



生徒会の一存 放送日未定(テレビ愛知でも放送予定) 最速 テレビ愛知:10/2(金)25:58〜

・あらすじ
私立碧陽学園の生徒会は人気投票によって選出されるため、役員が美少女だらけ。猛勉強をして生徒会に入る優良枠を得た杉崎健は生徒会唯一の男子生徒となり、クセのある役員たちとの日常を過ごす。
・情報
このライトノベルがすごい!2009」作品総合ランキングで7位(新作としては1位)を獲得したライトノベルのアニメ化。もともとは「碧陽学園生徒会議事録」というシリーズ名だったが、長すぎるために第1巻タイトルの「生徒会の一存」がシリーズ名となっている。

基本的に生徒会室で駄弁っているだけ。会話にはパロディどころかアニメキャラ名作品名が頻発(伏字にはなっているが伏せる位置が毎回違っていてわかりやすい)
そもそも作品設定が「生徒会室での会話を主人公がまとめ、執筆して出版している」というメタ設定。
こういう原作。

・スタッフ
原作:葵せきな(富士見ファンタジア文庫刊)/原作イラスト:狗神煌
企画:安田猛/製作:安田猛、嵐智史、酒匂暢彦、阿佐美弘恭、吉田尚剛、太布尚弘/監督:佐藤卓哉/シリーズ構成・脚本:花田十輝/キャラクターデザイン:堀井久美/美術監督:東潤一、中村恵理/セットデザイン:青木智由紀/色彩設計:松本真司/撮影監督:川口正幸/編集:松村正宏/音響監督:岩浪美和 /音楽:かみむら周平/音楽制作:AMG MUSIC/音響制作:グロービジョン/プロデューサー:今本尚志、鈴木智子、武智恒雄、原田由佳、岡本敦行、大村恵一/アシスタントプロデューサー:難波江宏隆/アニメーションプロデューサー:飯嶋浩次/アニメション制作:スタジオディーン/製作:碧陽学園生徒会
・キャスト
桜野くりむ:本多真梨子/紅葉知弦:斉藤佑圭/椎名深夏:富樫美鈴/椎名真冬:堀中優希/杉崎健:近藤隆

本来なら今期No1になるはずだったんだけど…
キャストに誰一人知ってる人が居ない、それどころか…ほぼ新人しかいないという…
そしてシリーズ構成・脚本に花田先生…
この作品、実は登場人物たちがいろんなトラウマ抱えてるみたいな裏もあるわけで、
そこを目いっぱい前面に押し出してきやしないかと心配。
私が好きなのは読んでて笑える小説、見てて笑えるアニメなので、そんな展開だと…
と言うわけで「原作が好きすぎて辛い」状態にならないことを祈りながら放送開始を待ちます。


設定:◎ キャラクター:◎ キャスト:× スタッフ:× 総合:A 見てて苦痛になるまでは見続けます。


(追記)テレビ愛知最速キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 愛知県民大勝利!*6
そのほかの放送日程はこちら。

BS日テレ : 10/02 26:00〜
テレビ神奈川 : 10/03 25:00〜
TVQ九州放送 : 10/04 26:30〜(初回のみ27:30〜)
サンテレビ : 10/05 26:10〜
テレ玉 : 10/07 25:30〜
チバテレビ : 10/07 26:30〜
東京MXテレビ : 10/08 26:30〜

こらそこ、もえたんの話*7をしない。
ひぐらしの話*8もやめろ。
なのはとか言うな、あれは三重*9だ。



まとめ

というわけで、来期は生徒会の一存を筆頭に、けんぷファーにゃんこいささめきこと、このあたりまでが主力になる予定。
これでレールガンが当たればそれなりに大丈夫そうなのだが、今期に比べると絶望的な不作と言わざるを得ない。
咲、化物語、GA、かなめも、たいやき、よくわかる現代魔法うみものがたりハルヒと8本あった今期の視聴作品も、全て終了という絶望的状況。

ほんと、来期に充電ちゃんやら絶望やらうみねこがあったら間違いなく見てたのに。

*1:評価目安:◎>○>▲>△>×>☆

*2:一応ナレーションとかゲスト出演とかは多少されてるとか

*3:最近のお気に入り。

*4:ミサカもかわいい

*5:それですらかがみと真宵ぐらい

*6:2分だけど

*7:もえたんテレビ愛知が最速放送とみられていたが、テレビ愛知のみ放送開始前特番が放送されたために6日遅れとなり地上波最遅となってしまった。愛知版の裏に隠された悲劇。

*8:ひぐらしのなく頃に解は放送日時告知が一番遅かった東海テレビがまさかの最速放送となったが、放送期間中に起きた殺人事件の影響から途中打ち切りとなった。

*9:三重テレビは無印なのは初回放送の開始21秒で放送事故を起こし、以降1週遅れになった。公式ページにはいまだにお詫びが。動画もあった

化物語8話「するがモンキー」3

書き出すととまらねえ。


8話。回想から。
神原が母から貰った桐の箱に入ったミイラ、つまりレイニーデビルに最初に願い事をしたのは小学校4年の時。
当時両親が死んで転校したばかりの神原は、足が遅い事なんかをからかわれていた。
そこで、近く行われる運動会で見返したいと、「足が速くなりたい」と願った。
すると、徒競走で一緒に走る予定の4人が化け物に襲われる夢を見て、次の日実際にその4人は学校に来なかった。
気になった神原が調べていくうち、「猿の手」の話に行き当たった。*1
翌日、徒競走の相手は変更された。恐ろしくなった神原は、自分の力で足を速くする為努力した。
そうしているうち、足は速くなった。その評判を聞きつけたガハラさんと知り合い、話すようになって3日目には好きになっていた。
そのうちにミイラの事を忘れられるようになったが、使ってしまいたくなる時はあった。
部活で強豪と当たった時、友達とひどい喧嘩をした時、戦場ヶ原先輩に拒絶された時。
結局ミイラは使わなかった。これを母から託されたのはミイラに頼ることなく生きてほしいと言う願いからだとわかっていたから。
だが、阿良々木の事を知った時、気がつけば神原はミイラを使っていた。


OP。
百合の花が舞い散る中走る神原、って感じ。やっぱりOPはまよいが一番だな。


忍野は言う、僕は何をすればいいのかと。
方法は二つ。阿良々木さんが殺されること。もう一つ、腕を切り落とすこと。
「人間一人殺そうとしてんだぜ、それくらい当然の代償じゃないのかい?」
そばに居たいだけなんてそんな言葉を信じたのか、おかしいと思わないか?
なぜ小学生の頃悪魔は足を速くせずに同級生をぶちのめしたのか。
それは神原がそう望んだから。足が速くなりたいは表向きの願いで裏の願いは違った。
両親が死んだばかりで不安定な時期だったこともあり、からかう同級生が憎かった、ぶちのめしたかった。
今回も同じ。表向きは戦場ヶ原先輩と一緒に居たい。裏の願いは、大好きな先輩を寝取った男、阿良々木が憎い、殺してやりたい。


さあ対決。つまり悪魔と阿良々木さんが戦って悪魔に負けなければ、悪魔は願いを果たせなかったことになり契約は消えると言う話らしい。
阿良々木さんは吸血鬼の忍ちゃんに血を吸ってもらうことで吸血鬼の力を多少取り戻せます。
荷物を忍野に預け、いざ対決。
阿良々木さんは腕をどうにかすればいいと考えていた。しかし腕だけじゃなかった。
対決前には腕を切り落とすことを望んで、戦場ヶ原先輩の事をあきらめると言っていた神原本人も、本心では願いが叶わなくなる事を望んでいなかった。
苦戦する阿良々木さん、というか腸引きずり出されてぐるんぐるんぶん回されてもう死にそう。
とそこに救世主登場。我らがガハラさんである。
「私抜きで楽しそうね、不愉快だわ」
怪異の事では秘密は無しにしようなんて約束しておいて、神原の事を隠していた事にお怒りのガハラさん。
「万死に値するわ」
死にそうな彼氏の前でこの台詞、こええええええ


阿良々木君は自分が死ねば解決などと考えていたんだろうが冗談じゃないと、阿良々木君が殺されたら私は神原を殺すに決まっている。
そして阿良々木さんがこんな能力を持っていなくても命を投げ捨てるような事をしていただろうとはっきりわかってしまうのが気に入らない。
でも、大きなお世話も余計なおせっかいもありがた迷惑も、阿良々木君にされるならそんなに悪くはないのかもしれない。
ガハラさんはこう語った。
こうして、悪魔は願いを叶えられなくなった。
ここで阿良々木を殺したら、表の願いである戦場ヶ原と一緒にいることは不可能になるというわけである。


神原とガハラさんの仲直りタイム。

「神原、久しぶり。元気そうで何よりね」
「あたしは、戦場ヶ原先輩が好きで…」
「そう、私はそれほど好きじゃないわ。それでもそばに居てくれるのかしら。いっぱい待たせてごめんなさいね」
それが本当に大事なものだったなら、ガハラさんがあきらめるわけがないのです。


エピローグ。
ガハラさんの家に向かう阿良々木さんの元に神原登場。
戦場ヶ原先輩に言われて迎えに来たのだと。
日曜日なのに部活はいいのかと問う阿良々木さん、しかし神原は部活は引退したのだと答える。
腕は結局元には戻らなかったのだ。
まあしかし、代償としてはちょうどいいかもしれない。「戦場ヶ原先輩のそばにいる」この願いは結局叶えることができたのだから。


と、問題のするがモンキー終わり。
しかしまあこれは原作読んどくべき。端折られた掛け合いとか、バトル描写なんかは原作のほうが情報量が多くて読み解きやすいはず。
これ書くに当たって原作も再読したが、読み返して気づくカット部分も多かったしね。
ともあれ、神原の本領はこれからです。次回はなでこスネイク。妹の同級生。阿良々木さんLOVE。千石撫子の物語。
ただし序盤は神原と阿良々木さんのデートですけどね!
ほぼカットされてたよ!

*1:猿の手、願いが自分の意に沿わぬ形で叶ってしまうと言う話。

化物語7話「するがモンキー」2

なんか書けと言われたので書いてみたりする^^


というわけでするがモンキー。前回は阿良々木さんフルボッコまで。
7話冒頭、ガハラさんに見つけてもらい九死に一生を得た阿良々木さん。
阿良々木さんは自分で転んだなどとガハラさんをごまかします。
しばらく休めば直ると言う阿良々木さんにガハラさんのご褒美タイム。

これはうらやまけしからん。だがこれ見えるのか?
といった所でOP。今回はガハラさんOPでした。まーたOPを1話使い捨てする気ですよシャフトは。


で次の日。神原さんの汚部屋へ訪問。
阿良々木さんは既に昨日の人影を神原だと察していたようです。
神原の話を要約するに、左腕がサルの腕になってしまって、自分が知らない間に暴走してしまうと。
んで、最初に重大な話をした所で本題に入ると言う神原。
「私はレズなのだ」
直球キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
「今のでは言葉が少し露骨だったか」
「私は百合なのだ」
百合キマシタワー^^^
「男と別れたことがない」というのはそういうことなの?と問う阿良々木さんだが、神原はそれは違うと。


神原の語り。
片思いで憧れの先輩だったが、そばにいるだけで十分だった。誰よりも愛していて先輩のためなら死んでもいいと思っていた。
だが高校に入って変わり果ててしまっていた。カニの事を知って何とかしようと、助けようと思った。
戦場ヶ原先輩のために何かができると思った、できなくても一緒にいるだけで癒してあげられると思った。
しかしそれは完全に拒絶された。
「あなたの事なんて友達と思ってもいなければ後輩とも思っていない。今も昔も。」
そう言われたと。
ちなみに原作版ではこのシーンにこう続きが。
最初は、じゃあ恋人だと思っていてくれていたのかと思ったがそれも違い、
優秀な下級生と仲良くしていれば自分の評判が上がるから、そのために仲の良い、面倒見のいい先輩を演じていただけだ、と言われたと。
優秀な下級生と言われたのは嬉しかった。
原作おわり。ポジティブすぎる。
そして戦場ヶ原先輩に近づかなくなった、それが先輩が望んだ唯一の事だから。
そうして1年後、阿良々木先輩の事を知る。戦場ヶ原先輩は幸せそうな笑顔で阿良々木先輩と談笑していた。
自分がしたくてしたくてできなかったことをしている阿良々木先輩に最初は嫉妬して、思い直そうとして、やっぱり嫉妬した。
男だからいいのか、友達や後輩は要らないけど恋人ならいいのか。恋人なら私でもいいはずじゃないか。
戦場ヶ原先輩に失望し、自分自身に呆れ果てた。結局助けるなんて言いながら戦場ヶ原先輩に癒してほしかっただけの偽善だった。
それでも、戦場ヶ原先輩に優しくしてもらいたかった。そばにいたかった。
だから、腕に願った。戦場ヶ原先輩のそばにいたいと。


そんな訳で忍野の所へ向かう二人。
その道中、神原と阿良々木さんの掛け合い。
「もしも阿良々木先輩が戦場ヶ原先輩の体が目当てなら私が代われると思うのだ」
「阿良々木先輩が求めるのならいつでもどこでも阿良々木先輩の攻めを受けきる自信がある」
好きな人のためと言えば聞こえがよさそうだが言ってる事はひどい。
それから、受け攻めつまりBLの話になったり、後輩の女子とお下劣な話もできんようじゃダメだと諭されたり、
阿良々木さんがブリーフ派かトランクス派かと言う話とかをして、本題。
神原はスパッツの下にパンツを履いているのか
スパッツは元々肌着だから下に何もはかなくても良いと神原。
スカートの下から見えていると言う事は下着を見せびらかしているようなものじゃないかと阿良々木さん。
「そう言われればそうだが、それはスポーツ少女からの小粋な贈り物だ」
「違う、露出狂の変態行為だ!」
スポーツ少女か露出狂か。
スポーツ少女でもありまた露出狂でもある。スポーツ少女だと思うものにはスポーツ少女であり、露出狂だと思うものには露出狂なのだ。と神原。中二病か。


まあでも、どうしたって代わりにはならないと神原に告げる阿良々木さん。
いくら憧れても戦場ヶ原ひたぎ戦場ヶ原ひたぎだし、神原駿河神原駿河なのだと。
そんなことをしているうちに、忍野の住む廃墟に。
階段を登るとそこには忍ちゃん。忍ちゃん可愛いなあ。
「な、なあ、阿良々木先輩。なんだ?あの子」
「めちゃくちゃ可愛かったな!」「抱きしめたい、いや抱かれたい!」
神原さん、ひたぎLOVEなわけじゃなくて女の子なら何でもいいのね。
そして忍野登場。最初になんで忍が階段にいたのか。
「おやつのミスタードーナッツを僕が1個多く食べたら、忍ちゃん拗ねちゃってさ」
吸血鬼ミスド食うのか。
神原の紹介。神原は神の原でかんばる。駿河は…
駿河問いの駿河だ」(神原)

駿河問い (するがどい) は、拷問の一種。後ろにまわした手首と足首をまとめて吊り上げる。もとは江戸時代駿府奉行彦坂九兵衛が考案したとされる拷問で、背中に石を載せ、縄を捻って回転させたという。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A7%BF%E6%B2%B3%E5%95%8F%E3%81%84

「一度受けて見たい拷問のひとつだな」(神原。原作より)
この子百合で腐女子で欲求不満で露出狂でロリでマゾですか!


ともあれ、怪異の件。
それはサルの手じゃない、レイニーデビルだ、と忍野。
悪魔なんだから何でも願いをかなえてくれる。命と引き換えだから。
ここで7話終わり。


なんだこの長さ。

化物語 第六話「するがモンキー 其ノ壹」

あんまり暑いからブログなんか書いちゃう。
そして原作も読んじゃった。
以下ネタバレ。


さあ、この作品の一番の問題児「神原駿河(かんばるするが)」の登場ですよ。
神原駿河:レズでBLで腐女子でネコで受けでロリコンでマゾで露出狂で欲求不満。(Wikipediaより) 
CVはみゆきちです。今期はGAに次いで2作目のみゆきち。声的にはトモカネ@GAと同じかな。あと芹沢@ぱにぽにとか。


と、言ってもこの作品は過去出たヒロインも随所に登場します。
第6話アバンは前回晴れて浮遊霊に昇格した八九寺真宵ちゃんが登場。阿良々木さんと同レベルの掛け合いをします。
阿良々木さんも自分で言っているように、真宵との会話は一番面白い。
んで、阿良々木さんはガハラさんの家でお勉強会をするそうです。どうせ二人で乳繰り合うだけだろうとは真宵の言。
その通りツンツンイチャイチャするわけですが、それはまだ後。


そんな話をしている二人の後ろから神原の登場。逃げる人見知りの激しい真宵。
全く何をしに来たのかわからないような、とりとめのない話をして去る神原。
した話といえば、「何か変わった事はなかったか」「クラスで頭のいい人と勉強会、頭のいい人といえば戦場ヶ原先輩か」。
後の伏線です。


戻ってきた真宵。
なんでも、阿良々木さんはここ何日かこんな感じで付きまとわれているそうだ。
阿良々木さんを好きなんじゃないのかと真宵。ギャルゲーじゃあるまいしと阿良々木さん。
「それに僕は、一番難易度の高いキャラ、もう攻略しちゃってるからさ」
ああもう死ねばいいのにね。


場面変わってガハラさんの家。ハイパーイチャイチャタイム。
進路の話から。「お前は僕の親なのか…?」「何を言っているの。恋人じゃない」
「私はできれば阿良々木君と同じ道に進みたいものなのだけれど」「僕の成績ではそれはちょっと」「じゃあ同棲でもする?」
「阿良々木君がいくら幸せを逃がそうと興味はないけれど、私の前でため息なんてつかないで欲しいわね。煩わしいから」「煩わしいと言っても、恋煩いよ」
「私、男と別れたことがないのよ。だから、阿良々木君とも別れるつもりはないわ」
もういいかな・・・


そんな中、神原の話をする阿良々木さん。
やはり、ガハラさんと神原は旧知らしい。
ただ、恋人の前で他の女の子の話をするもんじゃないですよ。嫉妬深いガハラさんは眼球にシャープペンシルを突き付け問い詰めます。
「やましいところなんて何もない、親しげになんて思ってない、僕は戦場ヶ原一筋だっ!」
もう(ry
「お前絶対そのうち人を殺すぞ」「その時は阿良々木君にするわ。初めての相手は阿良々木君にする。阿良々木君以外は選ばない、約束するわ」
「私が阿良々木君を殺すという事は、つまり阿良々木君の臨終の際一番そばにいるのはこの私という事になるわ、ロマンチックじゃない」
「阿良々木君が私以外の誰かに殺されたなら、私はその犯人を殺すわ。約束なんて守るものですか」


ともあれ、神原の話。
阿良々木さんから付きまとわれている事を聞いたガハラさん。
「上は洪水下は大火事なーんだ」「そりゃまあ風呂釜だろ?」「ブッブー、答えは……神原駿河の家よ」嫉妬こええです><
戦場ヶ原ひたぎに彼氏ができたのを知って、その相手に興味を持ったから付きまとっているのだろうとガハラさん。
なんでも神原はガハラさんの重さの件を1年前に知ったのだとか。そして同じように拒絶され、それ以来現れなくなったと。
神原は、自分が解決できなかった事をあっさり解決してしまった阿良々木暦という存在に興味を持ったのだろうね。
そして神原のことを迷惑そうに言い、過去は過去と語るガハラさん。重さは取り戻したけど過去に失ったものはまだ取り戻せていないし、取り戻す気もないみたい。


帰り道、羽川翼@委員長に電話する阿良々木さん。彼女と別れたとたん他の女の子に電話っすか、阿良々木さん。
んで、ガハラさんと神原の過去を聞き出し、それを委員長に咎められると。
そんな話を聞いて、戦場ヶ原には失ったもの捨てたものをまた取り戻して欲しいと思う阿良々木さんでした。


そこへ突然黒い影。
雨合羽を着た謎の人影に襲われボッコボコにされる阿良々木さん。よしいいぞ、もっとやれ。
これ拳が貫通しかけてるよね。さすが元吸血鬼、しぶとい。
止めを刺されるかと思いきや、そこにガハラさんが現れどうにか一命を取り留める。
次回へ続く。


とまあ基本的に阿良々木さんが女の子とキャッキャウフフするのが化物語ですが、今回はラストに化物に襲われるおまけつき。
まあ、察しのいい人ならわかるとおり最後の人影は神原です。
今回の「怪異」は神原の右腕左腕。(コメントにて指摘をもらいました。ついでに画像追加)

またおせっかいな阿良々木さんは首を突っ込むんですね、わかります。
そして次週は阿良々木さんが神原の家に遊びに行く話です。お楽しみに。


という訳で、今回はなかなかガハラさんが可愛い話でした。
それからきれいな神原。次回以降はこんな神原が懐かしくなるほどぶっ壊れた神原の登場だから楽しみ。
んでもって、今週の感想は段落を細かく区切る事を意識してみた。そしたら何も中身がなくなった。まあいいか。次回もお楽しみに。まよいかわいい。

化物語第5話「まよいマイマイ 其ノ參」

ネタバレ。
個別エントリで作品記事書くのって何以来だ? →狂乱


真宵が幽霊ってのはどっかのネタバレコメントで察したけど、蝸牛=まよいで、ありゃりゃりゃぎさんが蝸牛に憑かれてる、って所までは考えが至らなかった。
ひたぎの態度の違和感は嫉妬の類ではなく、単にまよいが見えていなかった。
見えない自分が異常なのではと、見えていないのに見えている振りをしてしまっていた、というのが真相。
真宵は家に帰りたくない者にだけ見え、いいんちょに真宵が見えていたのは彼女も家に帰りたくない事情があるから、と今後の伏線。
そんなわけで、この迷子ループから脱出する方法は「阿良々木が真宵から離れる事」。
しかしそんな事を、ドサクサ紛れで小学生の胸をファーストタッチするようなわれらが阿良々木さんが認めるわけがなく、なんとかして真宵を助けたいと言い張る。
そんな阿良々木さんにさすがのひたぎも軽く嫉妬ですね。この手のにはありがちだよね、困ってるのを見ると誰でも優しくしちゃう男。
とまあ、そんな阿良々々木さんに聞いてきた解決策を伝えるひたぎ。
ここでついでのように「I love you.」
今作後に告白があるとネタバレで察してたけどまさかここでか。
んで真宵のほうは、真宵が知らない=干渉できない道、つまり区画整理後の新道で目的地に向かうことで迷わず行けると。
しかし着いてみるとそこに母親の家はすでになく、空き地。真宵嗚咽。ここはもらい泣きしかける。
だが、真宵にとっては家の有無なんてどうでもいい事なわけで…
「ただいま、帰りましたぁ」の言葉とともに無事成仏。イイハナシダナー。
さあ、阿良々木さんの残る仕事は告白の返事ですよ。
ひたぎは、助けられたから好きになったのとは違う、阿良々木と話していて楽しいからもっと話をして好きになる努力をしたいのだと。
阿良々木さんは一つ条件をつける。もう見えていないものを見えてる振りをしたりせず、意見が合わないときはちゃんと話し合うことを約束しようと。
この約束をお安い御用と受け入れるが、告白の答えはちゃんと口にして欲しいと言うひたぎ。
阿良々木さんの見せ場。
「戦場ヶ原蕩れ」

何よこのラブラブイチャイチャ。
んでもってさらに場面変わって次の日、出かける阿良々木さんの前に真宵登場。
自縛霊地縛霊(原作より)から幽霊浮遊霊にバージョンアップしたそうだ。
(追記@8/5)
真宵の言っていた「二階級特進」というのは、家に帰ることで土地の因縁も帰りたくても帰れないという因縁も消えたから「じばくれい」じゃなくなったということなのか。
地縛霊→その土地に因縁があって成仏できない霊
自縛霊→生前の感情などの因縁から成仏できない霊
浮遊霊→自由に行動できる霊、望めば成仏もできる
と、こういう感じか。幽霊に詳しくないからどっちが強いのかわかんないけど。 追記ここまで。


これでしばらくは阿良木さんについて回るんでしょうね。
彼女もできて小学生女子の幽霊も味方につけた阿良々木さんの今後はどうなる事でしょう。
次回以降の展開が楽しみです。次は「するがモンキー」。
神原 駿河:レズでBLで腐女子でネコで受けでロリコンでマゾで露出狂で欲求不満。(Wikipediaより) 
これは次回以降も期待していいでしょうね^^