今季総括。

今季の視聴予定は最終的に6本でした。
その中で、2クールのとある科学の超電磁砲以外の感想をまとめておきます。

けんぷファー最速:TBS(木) 25:29〜 CBC(木) 25:30〜

序盤は普通のバトルモノっぽく始まり、中盤でラブコメになり、終盤バトル展開に戻ったと思いきやそんなことは無かったぜ!


いやあ、これはひどい
ストーリーまとめ:
平凡な高校生男子「瀬尾ナツル」はある日突然女の子になってしまい、ケンプファーとして戦うことになってしまいました。
まず、ナツルは仲間同士仲良くしようと同じ色のけんぷファーである女の子「美嶋紅音」に好かれました。
序盤は普通にバトルしたりしてました。赤と青は戦う運命だとか言ってました。
中盤では敵のケンプファーだった生徒会長「三郷雫」に好かれ、ナツルの幼馴染「近堂水琴」もケンプファーで、自分が居ない間にモテモテになっているナツルを見て自分の恋心に気づきました。
しかし、ナツルが好きなのは別の女の子「沙倉楓」で、その子はひょんなことから女の姿のナツルに恋をしました。
この4人によるナツル争奪戦が幕を開けたのもつかの間、終盤ではけんぷファーの新たな勢力「白のケンプファー」が登場し、4人は彼女らと戦うことになります。
と思いきや、ケンプファー同士を戦わせていた黒幕は楓だったのでした。
楓は戦わない4人にしびれを切らしついに直接ナツルを操り雫を襲わせようとしたりしましたがこれも失敗。雫に正体を感づかれます。
雫の活躍により、ケンプファーが戦うのは遠い宇宙の果ての星の代理戦争のためだとわかりました。
楓との決戦を決意する雫。その話を聞いたナツルは単身楓の家に乗り込むも、楓はナツルを再び洗脳します。
最終決戦、楓、操られたナツル、白のケンプファー達の前に雫、紅音、水琴は捕われてしまいます。
しかしナツルに攻撃を命じる楓だったが、ナツルは雫が付けているペンダントに気付く。それは最初のデートで自分が雫にプレゼントしたものだった。
三人との思い出が蘇るナツル。ナツルは、好きなのは楓だが協力はしない、俺は雫と紅音と水琴を選ぶと宣言します。
復活した三人の力により白のケンプファーもあっさり倒され、楓はナツルにキスを迫り誘惑しようとします。
しかしナツルは自ら男に戻り、楓は男のナツルに用はないと逃げていきました。
そしてキスなら私たちがしてあげると、雫達三人と代わる代わるキスやらボディタッチなどをさせられるナツルでした。
めでたしめでたし。


後半ストーリーがよくわからないかと思いますがこの通りです。
ブコメ展開で進んでいたと思いきや9話終盤*1から10話で急展開させて11話の1話のみで締めました。
そして12話は特別編として放送されましたが、これもまたひどい。
これは是非とも実際に見てもらいたいです。って言うか書く気力がない。


総合:B+→B(2)→B+(12) 最終回あたりの投げっぱなしっぷり、消化不良っぷりは逆に1周して楽しめた。12話最高。

にゃんこい! TBS:(木)25:59〜 CBC10/15(木)26:00〜

けんぷに比べるとネタも無いけど、普通に面白かった。


猫からの依頼を消化しないと死ぬ呪いを掛けられた猫アレルギーの潤平が呪いを解く為に奔走しつつ、クラスメイトとの恋仲を深める物語。
猫部分はともかく、ラブコメ部分はドロドロすることもなく割と楽しめました。
最終回あたりの展開も無難に締めてきたと思います。


幼なじみの加奈子が自分の恋心に気づくも、潤平は自分の友達の楓のことが好きで身を引いてしまう。
楓も潤平を好きになりつつあったけど、そんな中呪いのことを知ってしまい潤平命の危機。
そこへやっぱり潤平が好きな後輩の巫女である双子姉妹(名前忘れた)が救い、めでたしめでたし。
あいつには私がいなきゃ、的展開で加奈子フラグも残しておく、といった感じ。


とまあ、物語の本筋である呪いの話は何も解決していないわけで、2期への伏線を色濃く残した最終回でした。
本編でも登場人物の口から2期2期と言ってたし、とりあえず2期があったら観てみようとは思える作品でした。
総合:B-→B(2)→A-(12) 日が空きすぎて覚えてないので感想が適当です。

真・恋姫†無双 AT-X:(月) 11:30〜

割と面白かったけど、他が忙しく放置中。
またいつか見るかな?


評価:E→B(2)→C(4)

ささめきこと テレビ東京:(水) 26:20〜 テレビ愛知:(水) 26:58〜

原作通り原作通り。


この作品、導入部が失敗だったと思います。
1話に風間がメガネ先輩に失恋して…というささめき史上最もシリアスとも言えるシーンを持ってきてしまった事です。
1話で作品の評価が決まる事も多いだけに、あそこで切ってしまった層が少なからず居るのであればすごく残念です。
そして2話以降が一転コメディチックな女子高生の日常物語です。
男の娘とか出してみたり、スミちゃんぶっ壊れたり、開始1分で爆破オチしてみたり。
まあ、私は原作チェック済みだったので問題なく最後まで見る事ができましたけど。


ただ、アニメとしての出来はすごく良かったです。良くも悪くも原作通り。
唯一のオリジナル回の12話も女子部勢揃い+朱宮くんも出てきたし、
最終回の登場が風間とすみちゃんだけなのでそれを補完する意味でもDVD特典でもいいほどの出来でした。
しかしまさかあの11話の予告が予告になっていたとは思わなかった。


評価:B+→A(3)→A(13) ともあれ、この先も二人の過去回とかロッテとかあるわけで、こちらも是非2期が作られて欲しい所。

生徒会の一存 テレビ愛知:(金) 25:58〜

メディアの違いを理解せよ!


原作は面白かった。懸念されてた声優も問題なかった。これで悪い作品になるわけがないよね。
しかし小説媒体の原作にありがちな文章のカット、これだけは避けられない運命。
この作品でも例外ではないのですが、パロディ主体な部分はやはり致し方ないかという感想。


原作からの最も大きな変更は真冬の告白の流れですね。
原作では椎名姉妹の転校の話が出た時に真冬告白がありましたが、アニメ版ではそこでは真冬告白せず。
アニメ版は生徒会メンバーから杉崎へのフラグを意図的にカットしてる傾向があっただけに、告白カットは予想出来ましたが少し残念でした。
それが最終話直前でまさかの告白イベント。しかし最終話まで引っ張って前半で軽ーく流して終わりという。
これは生徒会らしくて良かったです。カットよりましです。
というわけで、これも2期やってもらいたい。


評価:A→A(4)→A(12) アニメもいい出来でした。原作は今年中に完結するらしいので、完結後に2期とかないかなあ…

総括

今季は事前予想通り、生徒会とささめきの2強でした。けんぷファーはひどかったw
まあ6本残ったというのはそこそこの出来じゃないでしょうか。
来季は一体何本残るのか。

*1:この9話もみんなでプールでデート