今期統括

(12/13追記)

うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜 CBC:水 1:29〜

既に前エントリでまとめ済み。
最終評価(再掲):B-→A-(2)→B(6)→C+(12完)*1 

大正野球娘 TBS:(木) 25:59〜

典型的な、流れで見てるけど別に見なくても生きていけるアニメ。


まあつまり、数話見そびれちゃったからそこで放置してる。
1話完結型に展開してきたせいもあって、「続きが気になる」という視聴動機がなくなっちゃった。
晶子さんは可愛いし巴もいいし、小梅すら可愛く思えてきてるんだが。
評価:A→A(1)→A(5)→B(9)→A(12) 9話で視聴停止中。放送は既に終了(12話)。 視聴済み。野球描写が思ったより緻密で良かった。
最後のあの終わらせ方も妥当じゃないでしょうか。ちょっと全体として盛り上がりに欠ける感もあるが、「つまらない」レベルまでは一度も落ちなかった。

かなめも 最速:テレビ東京 (日) 25:30〜

失速感はやや否めない。


ミュージカルが頂点だったかな。あとはズルズル見てるけど評価としては下降気味。
まあ、神作品が良作になった程度の下降なんだけども。
やはり、かなの人間的成長とか別に求めてないんだよね。
オリジナル?のアホの子を入れてみたりってのは悪くないけど、もっとはっちゃけてくれてよかった。
ただ、たまに出るガチ百合描写とかも健在で、それらのはっちゃけた要素から完全に方針転換したわけではないのが救い。


評価:A+→S(1)→S+(4)→A(11)→A(12) 残りは最終回。ここで勢いを取り戻すことができれば再び神作品へと評価が戻る。
最後まで勢いは戻らず。作品の方向性を「かなの成長」に重きを置いた製作陣と、あくまでコメディを求めた私では若干のずれが起きるのは当然か。
ただ、最終話に「黒かな」を持ってきたのは、かなの成長に主眼をおいてもコメディとして見ても評価できる。ああいう「素」みたいなのを見せられるのも、販売所に馴染む事が出来た結果という解釈でいいですよね。

よくわかる現代魔法 BS11:7/11(土) 24:00〜 バンダイチャンネル月曜更新

危惧したとおり、放送形態が故視聴が不規則に。


最後に見たのは何話だったか。姉原さんがクマちゃん使って飛行機止める話まで見た。
物語としては時間軸が頻繁に動くために、続きが気になるという視聴動機は最後まであった。
ただ、ここにきて一時的に忙しかったこともあって1話視聴し損ねてしまったのだ。
作品の評価としては、普通の一言だろう。アニメーションが目新しくもなく、登場人物がこれといって可愛い訳でもなく、物語はまあまあ。
そんなわけで、また来期アニメ欠乏になったら引っ張り出すかもしれない。


評価:C-→C+(0)→A(3)→B(?) つまらなくはないが心躍るような楽しさもない。野中熱は少しぶり返したかも。
未だ視聴せず。来期に恋姫とともに引っ張り出すと思う。

化物語 TOKYO MX (金) 23:00〜

真宵!真宵!真宵!真宵ぃぃいいいいぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!真宵真宵真宵ぃいいぁわぁああああ!!!


噛みまみた。
そんなわけで今期No1の大当たり。
まよいマイマイするがモンキー部分にいたっては別エントリまで書いたほど。
若干シャフトが死に掛かってる感じも噛みま、いや垣間見えたけど。やっぱりシャフトは1クールに2本作っちゃダメなんだよ。
しかしなでこスネイクはそれも含めちょっと消化不良かな。神原さんとデートの話がまるっとカットされてたのもあるし。
神原と阿良々木さんの掛け合いの中では1,2を争う名言、
「どうだ、阿良々木先輩。いっそのこと、あの邪魔な女を二人で殺して埋めてしまおうか」
これをアニメで見たかったな。ああ、邪魔な女とはガハラさんの事ですよ。


やっぱりもっと真宵を出すべきだな。なでこいらねえ。なんか巷で撫子が人気とか信じらんない。
でも最近じゃ火憐ちゃんもいいかな。かれんビーでお兄ちゃんにファーストキスを奪われ、つきひフェニックスではベッドに押し倒されちゃう火憐ちゃん。つうか阿良々木さん何しとんのや。


そんなこんなで最終回、カットされちゃうのかと危惧してた阿良々木さんとひたぎさんのデート回でした。
これは別エントリで書いちゃうかも。
評価:B+→A(4)→S(12+原作*2 ) 残りはネット配信されるという3話。
化物語はもうこのクールでは原作とともに別格だったね。
それと、なんと言ってもBDorDVD特典のオーディオコメンタリーが面白くておかしくて。
こういう特典が成立するのはこの作品、会話劇ならでは。つまり1時間半近いドラマCDが付いてくるようなもんだもんね。それも原作であまり表に出てこない組み合わせでの会話。
これにあわせてシャフトの修正商法で購買意欲はそそられまくりでしょうな。
原作ファンからアニメからのファンまで満足の内容だと思います。原作の続きにも期待せざるを得ません。


GA 芸術科アートデザインクラス ytv:(月) 26:14〜

こういうのが1本あると安心できる。


好きなキャラが二、三人できて、終わるのが惜しい続きがみたいってなったならもうこれは良作だよね。
そんなわけでノダとナミコさんとあーさんは良いキャラでした。原作の3巻も買わなきゃと思います。
途中にノダ姉のひどい棒演技があったりして、といいますかそれぐらいしか話題になることが無かったんじゃないかというGA。*3
まあ私はこういう世間の評価は芳しくなかった作品をかなり好きになる傾向があります。例を挙げるなら極上生徒会
もっと見たいし2期とか作って欲しいけどまあ無理かなあ。DVD売れるかな。


評価:A-→A→A+(最終回)たぶん定期的に取り出して眺める作品リストの一つになる。

咲-saki-

咲については4月期はあまり書かなかった上に2クールモノだから7月期まとめからも外されてましたね。
ともあれ、咲に関してはもう別格の一言でしょうか。
まずは声優陣が超豪華。学園モノ。そして私が敬遠しがちなファンタジーバトルモノじゃない*4。これだけでほぼ視聴は決定されました。
ああ、あとはストライクウィッチーズの制作会社だったGONZO第5スタジオの担当だと言う所も大きな視聴開始動機だったかもしれません。
そして原作チェック。いやあ、あの1巻の咲の嶺上開花からの四暗刻はワクワクドキドキ感が最高。結局そのまま当時出ていた5巻までを全て読破。久々に続きが気になる、という作品に出会いました。
追ってアニメも開始。若干の構成変更があったものの原作通り。
やはり豪華な声優陣、大きな問題はなし。ただ一つ天江衣の声(福原香織)に若干の違和感を覚えたものの、話が進むうちに慣れていきました。
途中原作に休載が入ったことで大将戦の決着がほぼ同時に付き、アニメはオリジナルの個人戦に突入。
個人戦も、まあご都合主義は多々あり、賛否両論ありましたが、あくまであの世界の「麻雀観」ではあの結果が妥当なのでしょう。
大将戦では咲が勝つという超王道を進んだのですから、個人戦でも王道通り新キャラは負けなくてはいけないし、全国個人戦を考えるのであれば咲と和は外せないわけです。
龍門渕透華の敗退は残念でしたが、「噛ませ」としてのポジションを守ったいい表現だったんじゃないかと思います。可哀想ですがあそこで勝ち上がってはとーからしくありません。
原村和との決着は来年なりドラマCDなりで付けてもらいたいですね。
そして終盤に3校合同合宿。ここでは咲の姉、宮永照やその所属する高校である白糸台高校についても語られました。
妹はいないと言っていたらしい照のことを聞き、ショックを受けた咲。それを原村さんが慰めに行って色々あって名前を呼び合う仲に、と言った展開はさすがです。名前呼びイベントは仲間・友達・恋人になるには必須ですもの。
最終回には全国大会への伏線をこれでもかと詰め込まれ、来季への期待感をかなり煽られました。
ただし、原作ではやっと3校合同合宿が始まったところなので、2期があるとしてもいつになることやら。
とは言え、ここまでくると「終わり」も気になるもの。是非とも原作が全国まで進んだ暁にはアニメ2期をお願いしたいです。
そんなわけで、この作品は原作・声優・制作どれを取っても今年トップと言える出来でした。

統括

以上、今クールは前評判通りの良作揃いでした。
まだ最終回を迎えていないかなめもと咲を待つまでもなく、今期は私がアニメを見だしてから最高のクールだったと思います。
これは確実に11月病*5に陥りますよ・・・

*1:評価のカッコ内は視聴済み話数。先頭は放送前評価

*2:偽物語まで

*3:ノトマツもか

*4:なんでなのは見てんだ?

*5:2月もしくは5月もしくは11月病